明日撮ろ写真

天体写真撮影奮闘録

メシエ天体

M78 オリオン座 散光星雲

ウルトラマンの故郷とされるM78を撮影しました。 カラーカメラで撮った画像をRGB分解し、R画像とモノクロカメラで撮ったHα画像を比較明合成。その後再度RGB合成しました。 【追記】 L画像の割合をRGB画像の3割程度にして、LRGB合成しました。こちらの方が星…

M1 おうし座 かに星雲

初撮りもう一枚はM1かに星雲。 だいぶ解像できたように思います。 ベストのM1となりました。 M1 7,200光年 ステラナビゲータ11より 2024/1/5~6鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Vixen エクステンダーPH(FL910mm/F7)架台:iOptron CEM40カメラ:ZW…

M3 りょうけん座 球状星団

新年初撮りでM3を撮影しました。 VixenのエクステンダーPHをSky-Watcher BKP130に装着。焦点距離を1.4倍、910mm(F7)に延長し撮影しました。デフォルトの650mmに比べだいぶ大きく写り、星像もきれいで満足です。 エクステンダーPHは、VixenのF4ニュートン反射…

M45 おうし座 プレアデス星団

天気に恵まれ、自宅庭から約6時間撮影。 おかげで分子雲をある程度捉えることができました。 M45 443光年 ステラナビゲータ11より 2023/11/8~9鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO AS…

M1 おうし座 かに星雲

BKP130でかに星雲を撮影しました。 今まで撮ったM1の中で、一番よくとれたように思います。 M1 7,200光年 2023/10/27鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temp…

M42 オリオン座 オリオン大星雲

BKP130でオリオン大星雲を撮りました。 LEDトレース台を使ってフラットを撮影。 露出時間を短くし、明るさを調整することでフラットが合いました。 M42 1,300光年 2023/10/27鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台…

M31 アンドロメダ銀河

蔵王遠征3枚目は、アンドロメダ銀河。 フィルターはIR/UVカットフィルター。 冷却CMOSカメラで300秒を21枚撮影しスタックしました。 HⅡ領域の赤を出すためには工夫が必要なようです。 M31 250万光年 2023/10/13鏡筒:Askar FRA400(D72mm FL400mm)×0.7倍レデ…

M1 おうし座 かに星雲

リハビリ第3弾は、かに星雲を撮影。 画像処理方法も少し思い出してきました。 M1 7,200光年 2023/10/7鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temperature=-15)…

M45 おうし座 プレアデス星団

リハビリ第2弾はプレアデス星団を撮影。もう冬が近いです。 プレアデス星団の画像処理は難しいです。 M45 443光年 2023/10/6~7鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gai…

M64 かみのけ座 黒眼銀河

MAK127はF値が12と大きく、銀河等の暗い天体を写すためには露出時間を長くとる必要があります。 そこで、ケンコーのACクローズアップレンズ No.5をレデューサーとして接続し、黒眼銀河を撮影してみました。 ASIAIRの計算では焦点距離1,127mmで、F12からF9と…

M16 へび座 わし星雲 ハッブルパレット

1か月ぶりに撮影できました。 天気のいい夜が続き何よりです。 S2とO3を撮影。先月撮ったHαを加えて、ハッブルパレット(R=S2、G=Hα、B=O3)でRGB合成しました。 焦点距離280mmで撮影・トリミングしましたので、だいぶ粗い画像になってしまいましたが、庭…

M97 おおぐま座 ふくろう星雲

はじめて撮影したふくろう星雲。 MAK127は1,500mmと長焦点のためか、手許の焦点距離128mmや220mmの鏡筒を用いたガイドではなかなか安定しませんでした。 そこで、焦点距離600mmのラプトル50をガイド鏡として使ってみたものの、今度は視野が狭すぎてガイドに…

M16 へび座 わし星雲 Hα

わし星雲の中心にある創造の柱。これを写真に収めたくて天体写真をはじめたと言っても過言ではありません。 昨年は天候も思わしくなく、なかなか撮影できなかったように記憶しています。 今年こそ、ハッブルパレット(SAO合成)でカラフルに仕上げてみたいと…

M42 オリオン大星雲

MAK127で撮ったオリオン大星雲。 やはり焦点距離1,500mmの解像感は違います。 F12と暗い望遠鏡ですが、明るい対象であれば十分写ります。 M42 1,300光年 2023/3/21 19:47~鏡筒:Sky-Watcher MAK127(D127mm FL1,500mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 53…

M51 りょうけん座 子持ち銀河

MAK127でM51を撮影。 何故かPixInsightでインテグレーションが上手くいかず。 ステライメージ9でコンポジットしました。 ライトフレームのムラやゴミがひどくフラット補正しましたが、別日にフードを外してフラットを撮ったせいか、微妙に合いませんでした。…

M3 りょうけん座 球状星団

MAK127で撮ったM3を処理しました。 M13に比べてこちらはあまり赤い色が出ませんでした。 そもそもこういう色なのかもしれません。 BXTはかけていません。 M3 33,900光年 2023/3/19 22:24~鏡筒:Sky-Watcher MAK127(D127mm FL1,500mm)架台:iOptron CEM40カ…

Sky-Watcher MAK127ファーストライト/M13 ヘルクレス座 球状星団

銀河・月・惑星用に欲しかった長距離砲。 候補は、タカハシのミューロン180CやセレストロンのC8等いろいろありましたが、悩みに悩んだ末、廉価なSky-Watcher MAK127を手に入れました。 焦点距離1,500mm、口径127mmのマクストフカセグレン望遠鏡です。 廉価版…

M27 こぎつね座 亜鈴状星雲(再処理)

なかなか撮影できませんので、過去のデータを再処理してみました。 昨年4月に撮影したM27です。 PixInsightのSCNRで緑色を取り除きました。 BlurXTerminatorでデコンボリューションするとディテールアップしたようにみえますが、本来の星雲の構造が再現され…

M37 ぎょしゃ座 散開星団

ぎょしゃ座の散開星団、M37を撮影しました。 星の集まりである散開星団や球状星団は地味ですがお気に入りの天体です。 月や惑星、オリオン大星雲くらいしか眼視したことがありませんので、今年は自分の眼で実際に観てみようと思います。 M37 4,400光年 2023/…

しし座の三つ子銀河

昨晩は快晴でした。 億劫で望遠鏡を出そうか出すまいか迷いましたが、頑張って設営。 先日手に入れた0.7倍レデューサをFRA400に取付けて試し撮りしました。 レデューサを取付けることで焦点距離280mm、F3.9の鏡筒に変身します。 カメラは533MCPを組み合わせ…

M1 おうし座 かに星雲

2022年11月末に撮影したものの手つかずになっていたデータを処理しました。 同じ光学系で同年2月に撮影したのものと比べ、総露出時間は半分以下と短いですが、画像処理のおかげで見栄えはするように思います。 M1 7,200光年 2022/11/27 19:40鏡筒:Askar FRA…

M42 オリオン大星雲(再処理)

昨年11月末に撮影したオリオン大星雲を再処理してみました。 飽和していた中心部分が改善され、トラペジウムが何とか見えるようになりました。 ただ、色についてはなかなか思うように仕上げられず、まだまだ画像処理の精進が必要です。 光害カットフィルター…

M31 アンドロメダ銀河(再処理)

9月に撮影したアンドロメダ銀河を改めて画像処理してみました。 丁寧に処理することで同じデータを使っていても別物に仕上がりました。 M31 250万光年 2022/9/24 20:58~鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain…

FMA180 ファーストライト/M45 おうし座 プレアデス星団(すばる)

短い時間で多くのデータを取得するためいよいよ多筒化しました。 FRA400の追加購入も考えましたが、円安による価格増と重量(手軽さ)等の面から、口径40mm、焦点距離180mmの小型鏡筒、Askar FMA180としました。これに533MCPを取付けてRGBを担当させる作戦で…

M42 オリオン大星雲

約6時間かけてオリオン大星雲を撮影してみました。 中心部は飽和してしまいましたが、可能な限りあぶり出してみました。 ランニングマン星雲もしっかり撮れました。 M42 1,300光年 2022/11/27 21:46~4:50鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)架台:iOptron CEM…

M15 ペガスス座 球状星団

ペガスス座の球状星団、M15です。 視直径が小さくだいぶトリミングしました。 小さな対象を撮っていると明るい長距離砲が欲しくなります。 C8鏡筒×レデューサで焦点距離1,280mmのF6.3。 系外銀河の撮影にも威力を発揮しそうです。 M15 32,620光年 2022/10/28…

M45 おうし座 プレアデス星団(すばる)

約5時間かけてM45を撮影しました。 もう少し星間ガスの様子をあぶり出せるかと思いましたが、月も出ていたためか、このくらいが限界でした。 アルキオネ周辺にゴーストが出ています。次回は赤外線カットフィルターも併用して撮影してみようと思います。 M45 …

M31 アンドロメダ銀河のHⅡ領域の赤を強調(備忘録)

新しい星が生まれるHⅡ領域の赤い色を強調するため、モノクロCMOSカメラとHαフィルターを使って追加の画像を撮影しました。 撮影開始後寝てしまったのですが、子午線鏡筒反転後もガイドは順調に続いたようで、明け方までしっかり撮影できていました。ASIAIR本…

M31 アンドロメダ銀河

昨年は思うように仕上げられなかったアンドロメダ銀河。 焦点距離400mmのFRA400と正方形1インチの533MCPの組み合わせで再チャレンジしました。 普段は一晩に複数対象を狙いますが、昨晩は総露出時間を稼ぐためアンドロメダ銀河一本に絞り、トータル約6時間の…

M42 オリオン大星雲

オリオン座がもう昇ってきました。 M42を撮影。都市部からノーフィルターでも結構きれいに写ります。 M42 1,300光年 2022/9/22 0:36~2:08鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temperature=-15)フィルタ…