明日撮ろ写真

天体写真撮影奮闘録

2023-01-01から1年間の記事一覧

NGC2237-9,2246 いっかくじゅう座 ばら星雲

ツイン鏡筒でばら星雲を狙ってみました。 機材の調整や画像処理に関してはなかなか思うように行きませんが、 露出時間稼ぎはできています。 カラーカメラで撮った画像をRGB分解し、R画像とモノクロカメラで撮ったHα画像を比較明合成。その後再度RGB合成しま…

NGC2264 いっかくじゅう座 クリスマスツリー星団

露出時間を稼ぐため同一鏡筒でツイン化しました。 ツイン鏡筒でのファーストライトです。 補正レンズを使用しているためか、カラーカメラの周辺像に収差が出ていました。 今後バックフォーカス等の調整を試してみようと思います。 NGC2264 2,600光年 ステラ…

IC434 オリオン座 馬頭星雲

13センチ反射望遠鏡と、ナローバンドフィルターを装着した正方形1インチセンサー搭載冷却CMOSカメラの組み合わせで、馬頭星雲を撮りました。 昨晩は撮影対象をひとつに絞り、約7時間撮影しました。 短い露出時間ではなかなか現れてこない分子雲をあぶり出す…

M45 おうし座 プレアデス星団

天気に恵まれ、自宅庭から約6時間撮影。 おかげで分子雲をある程度捉えることができました。 M45 443光年 ステラナビゲータ11より 2023/11/8~9鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO AS…

IC5146 はくちょう座 まゆ星雲

はくちょう座のまゆ星雲を初めて狙ってみました。 見かけの大きさは小さいですが、ウィキペディアによると直径15光年あるそうです。 IC5146 3,300光年 2023/11/8鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM…

M1 おうし座 かに星雲

BKP130でかに星雲を撮影しました。 今まで撮ったM1の中で、一番よくとれたように思います。 M1 7,200光年 2023/10/27鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temp…

M42 オリオン座 オリオン大星雲

BKP130でオリオン大星雲を撮りました。 LEDトレース台を使ってフラットを撮影。 露出時間を短くし、明るさを調整することでフラットが合いました。 M42 1,300光年 2023/10/27鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台…

NGC2237-9,2246 いっかくじゅう座 ばら星雲

13センチ反射望遠鏡でばら星雲を撮影しました。 フラット補正が上手く行かず苦労しました。 LEDトレース台を用いて撮ったフラット画像も、朝方の空を撮ったスカイフラット画像も、条件をいろいろ変えて試してみたものの、いずれも過補正となってしまい上手く…

M31 アンドロメダ銀河

蔵王遠征3枚目は、アンドロメダ銀河。 フィルターはIR/UVカットフィルター。 冷却CMOSカメラで300秒を21枚撮影しスタックしました。 HⅡ領域の赤を出すためには工夫が必要なようです。 M31 250万光年 2023/10/13鏡筒:Askar FRA400(D72mm FL400mm)×0.7倍レデ…

IC1396 ケフェウス座

蔵王遠征2枚目は、IC1396星雲。 フィルターはIR/UVカットフィルター。 冷却CMOSカメラで300秒を40枚撮影しスタックしました。 風はそれほどなく、ガイドは安定していたので、40枚すべて使うことができました。 IC1396 2,400光年 2023/10/13鏡筒:Askar FRA40…

NGC869,NGC884 ペルセウス座 二重星団

蔵王に遠征しました。 自宅庭からはなかなか狙えない北天の対象。 ペルセウス座の二重星団を撮影しました。 お気に入りの対象のひとつです。 並んだ二つの散開星団がとてもきれいです。 調べたところ、NGCカタログでは、画像左がNGC884、右がNGC869のようで…

Sh2-142 ケフェウス座 魔法使い星雲

初めて撮った魔法使い星雲。鳳凰星雲とも言うようです。 「とんがり帽子をかぶった横向きの魔法使い」という見たてのようです。 モノクロカメラを使ってSAO合成。 時間をかけて処理したものの、イメージどおりに仕上げられませんでした。 Sh2-142 8,000光年 …

M1 おうし座 かに星雲

リハビリ第3弾は、かに星雲を撮影。 画像処理方法も少し思い出してきました。 M1 7,200光年 2023/10/7鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temperature=-15)…

M45 おうし座 プレアデス星団

リハビリ第2弾はプレアデス星団を撮影。もう冬が近いです。 プレアデス星団の画像処理は難しいです。 M45 443光年 2023/10/6~7鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gai…

IC1396 ケフェウス座 象の鼻星雲

何かと忙しく天候も悪かったため、4か月ぶりの撮影となりました。割れた鏡を新調し、復活を遂げた13センチ反射望遠鏡と正方形1インチセンサー搭載の冷却CMOSカメラの組み合わせで、ケフェウス座の象の鼻星雲を狙ってみました。撮影の段取りや画像処理のやり…

IC5067 はくちょう座 ペリカン星雲

約4週間ぶりに撮影しました。 注文していたバーダー社のフィルターが、1年2か月の時を経て、ようやく手元に届きましたので、さっそく試してみました。 ほぼ満月下での撮影でした。 なかなか写らないO3ですが、SVBONYの7nmに比べるとバーダーの4.0nmは帯域が…

M64 かみのけ座 黒眼銀河

MAK127はF値が12と大きく、銀河等の暗い天体を写すためには露出時間を長くとる必要があります。 そこで、ケンコーのACクローズアップレンズ No.5をレデューサーとして接続し、黒眼銀河を撮影してみました。 ASIAIRの計算では焦点距離1,127mmで、F12からF9と…

M16 へび座 わし星雲 ハッブルパレット

1か月ぶりに撮影できました。 天気のいい夜が続き何よりです。 S2とO3を撮影。先月撮ったHαを加えて、ハッブルパレット(R=S2、G=Hα、B=O3)でRGB合成しました。 焦点距離280mmで撮影・トリミングしましたので、だいぶ粗い画像になってしまいましたが、庭…

M97 おおぐま座 ふくろう星雲

はじめて撮影したふくろう星雲。 MAK127は1,500mmと長焦点のためか、手許の焦点距離128mmや220mmの鏡筒を用いたガイドではなかなか安定しませんでした。 そこで、焦点距離600mmのラプトル50をガイド鏡として使ってみたものの、今度は視野が狭すぎてガイドに…

M16 へび座 わし星雲 Hα

わし星雲の中心にある創造の柱。これを写真に収めたくて天体写真をはじめたと言っても過言ではありません。 昨年は天候も思わしくなく、なかなか撮影できなかったように記憶しています。 今年こそ、ハッブルパレット(SAO合成)でカラフルに仕上げてみたいと…

IC1340 はくちょう座 網状星雲(再処理)

全く晴れませんので、昨年撮った網状星雲を再処理してみました。 星消しやマスクを使った処理を覚えたことで、だいぶイメージどおりに仕上げられるようになってきました。 IC1340 1,600光年 2022/9/30 21:49~0:07鏡筒:Askar FRA400(D72mm FL400mm)架台:iO…

M42 オリオン大星雲

MAK127で撮ったオリオン大星雲。 やはり焦点距離1,500mmの解像感は違います。 F12と暗い望遠鏡ですが、明るい対象であれば十分写ります。 M42 1,300光年 2023/3/21 19:47~鏡筒:Sky-Watcher MAK127(D127mm FL1,500mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 53…

M51 りょうけん座 子持ち銀河

MAK127でM51を撮影。 何故かPixInsightでインテグレーションが上手くいかず。 ステライメージ9でコンポジットしました。 ライトフレームのムラやゴミがひどくフラット補正しましたが、別日にフードを外してフラットを撮ったせいか、微妙に合いませんでした。…

M3 りょうけん座 球状星団

MAK127で撮ったM3を処理しました。 M13に比べてこちらはあまり赤い色が出ませんでした。 そもそもこういう色なのかもしれません。 BXTはかけていません。 M3 33,900光年 2023/3/19 22:24~鏡筒:Sky-Watcher MAK127(D127mm FL1,500mm)架台:iOptron CEM40カ…

Sky-Watcher MAK127ファーストライト/M13 ヘルクレス座 球状星団

銀河・月・惑星用に欲しかった長距離砲。 候補は、タカハシのミューロン180CやセレストロンのC8等いろいろありましたが、悩みに悩んだ末、廉価なSky-Watcher MAK127を手に入れました。 焦点距離1,500mm、口径127mmのマクストフカセグレン望遠鏡です。 廉価版…

M27 こぎつね座 亜鈴状星雲(再処理)

なかなか撮影できませんので、過去のデータを再処理してみました。 昨年4月に撮影したM27です。 PixInsightのSCNRで緑色を取り除きました。 BlurXTerminatorでデコンボリューションするとディテールアップしたようにみえますが、本来の星雲の構造が再現され…

M37 ぎょしゃ座 散開星団

ぎょしゃ座の散開星団、M37を撮影しました。 星の集まりである散開星団や球状星団は地味ですがお気に入りの天体です。 月や惑星、オリオン大星雲くらいしか眼視したことがありませんので、今年は自分の眼で実際に観てみようと思います。 M37 4,400光年 2023/…

しし座の三つ子銀河

昨晩は快晴でした。 億劫で望遠鏡を出そうか出すまいか迷いましたが、頑張って設営。 先日手に入れた0.7倍レデューサをFRA400に取付けて試し撮りしました。 レデューサを取付けることで焦点距離280mm、F3.9の鏡筒に変身します。 カメラは533MCPを組み合わせ…

NGC2264 いっかくじゅう座 クリスマスツリー星団

焦点距離180mmのFMA180と正方形1インチセンサーの533MC Proの組み合わせで、クリスマスツリー星団を撮影しました。 なかなか天候に恵まれず、久しぶりの撮影でした。 クリスマスツリー星団は今回初めて撮りました。 それなりの時間撮影したものの、雲攻撃に…

M1 おうし座 かに星雲

2022年11月末に撮影したものの手つかずになっていたデータを処理しました。 同じ光学系で同年2月に撮影したのものと比べ、総露出時間は半分以下と短いですが、画像処理のおかげで見栄えはするように思います。 M1 7,200光年 2022/11/27 19:40鏡筒:Askar FRA…