明日撮ろ写真

天体写真撮影奮闘録

メシエ天体

M42 オリオン大星雲

オリオン座がもう昇ってきました。 M42を撮影。都市部からノーフィルターでも結構きれいに写ります。 M42 1,300光年 2022/9/22 0:36~2:08鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temperature=-15)フィルタ…

M33 さんかく座 銀河

M33を撮影。 なかなか淡く、ぼんやりとした感じになってしまいました。 腕部をもう少しはっきり表現したり、Hα領域の赤を強調したり等、いろいろ改善の余地がありそうです。 M33 300万光年 2022/9/21 21:32~0:27鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)架台:iOpt…

M17 いて座 オメガ星雲

梅雨明けのアナウンスがあったものの雨続きでなかなか撮影機会がありませんでした。 南の空の雲の切れ間を狙ってM17を1時間程撮影しました。 雨の間、BKP130を分解清掃小改造しましたので星像を確認。四隅の星が楕円になっていましたので、光軸調整があまい…

M16 へび座 わし星雲(創造の柱)

創造の柱を撮影。 もう少しディテールをはっきりさせたいので、いずれモノクロカメラでL画像を撮影し合成しようと思います。 M16 7,000光年 2022/7/2 1:25~2:59鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=…

TeleVueの3倍バローレンズをBKP130へ接続/M13 ヘルクレス座 球状星団

焦点距離の長い鏡筒を増設しようか、手持ちの鏡筒の焦点距離を伸ばそうか、長らく考えていましたが、新たな鏡筒の置き場所もないことから、後者としました。 TeleVueの3倍バローレンズを入手しBKP130へ接続。 ドローチューブを下の写真程度に延長してピント…

M12 へびつかい座 球状星団

大雨が去り、薄雲はあったものの、昨晩は概ね快晴でした。 約1年ぶりにM12を撮影してみました。 きれいな球状で星の密度が高いM13やM3などに比べると、密度が低くかたちも何となく整っていない地味なM12ですが、その分面白味もあるように思います。 球状星団…

M8 いて座 干潟星雲

久しぶりに晴れました! M8干潟星雲を撮影。周辺減光部分はトリミングしました。 何となくいろいろ忙しく、天体撮影になかなか時間がさけません。 せめて晴れ間が続きますように。 M8 4,077光年 2022/5/23 23:30~2:08鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650m…

M104 おとめ座 ソンブレロ銀河

先日撮影したM104ソンブレロ銀河を簡単に処理してみました。 銀河円盤側面の黒い暗黒体のディテールを捉えたいのですがなかなか難しそうです。 M104 5,000万光年 2022/5/10 22:27~0:58鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650mm)架台:iOptron CEM40カメラ:Z…

M20 いて座 三裂星雲

再び三裂星雲を撮影しました。フィルターはIR/UVカットフィルターのみです。 前回撮影時に使用したQBPⅡフィルターに比べると発色がいいです。少しイメージに近づきました。 反射望遠鏡のBKP130は、接眼部が鏡筒から垂直にとび出すかっこうとなっており、赤道…

M13 ヘルクレス座 球状星団

久しぶりに庭に望遠鏡を設営し、BKP130とASI533MCProの組み合わせでM13を撮影しました。 庭から撮影できる方角は限られてますので、必然的に撮影対象も限られてしまいます。 ですので、いつも同じ対象を撮ることになってしまいます。 焦点距離400mmのFRA400…

M20 いて座 三裂星雲

撮ってみたかったM20、三裂星雲。こちらも満月の中での撮影でしたが、星雲のモクモクは割と写っていました。 色についてはQBPⅡフィルター使用のためか、鮮やかさは引き出せませんでした。 新月期に改めて撮り直したいです。 M20 5,200光年 2022/4/17 0:25~5…

M82 おおぐま座 不規則銀河

満月の中、QBPⅡフィルターを使用してM82を撮影しました。 かなり明るい空でしたが予想以上に写っていました。 前回撮影のものに比べると細部のディテールまで撮れているようです。 それでもスターバーストは写っていないようです。 M82 1,200万光年 2022/4/1…

M108 おおぐま座 棒渦巻銀河

M108は渦巻銀河を横から見た格好のようです。 これについても露出時間をもう少し増やした方が良さそうです。 M108 4,500万光年 2022/4/8 22:23~23:25鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temper…

M61 おとめ座 渦巻銀河

QBPⅡフィルターの影響もあるかもしれませんがM61はだいぶ淡く、口径130mmのBKP130だと、1時間ではまだまだ露出が足りない模様です。 M61 6,000万光年 2022/4/8 21:02~22:07鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533M…

M27 こぎつね座 亜鈴状星雲

庭に望遠鏡を設営後、曇っていたので仮眠をとったところ寝過ごしてしまい、目を覚ましたのが午前3時過ぎでした。枕元からM27を導入しプレートソルビング。ガイドを開始して撮影ボタンを押して就寝しました。 M27 1,200光年 2022/4/7 3:19~4:21鏡筒:Sky-Wat…

M64 かみのけ座 黒目銀河

ASIAIRでオートフォーカスしましたが、光条が割れていますので微妙にピントが合っていないようです。 M64 1,900万光年 2022/4/5 22:15~23:16鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temperature=-1…

BKP130にZWO電動フォーカサーを取付け

BKP130もASIAIRでお気軽運用するため、接眼部にZWO電動フォーカサーを取付け。無加工で付きました。 BKP130接眼部にEAF取付け BKP130もFRA400同様フルアーマー化。来るところまで来た感じがします。かっこいい。 フルアーマーBKP130 M42を試し撮り。問題なく…

おとめ座 マルカリアンの鎖

おとめ座銀河団の一部、マルカリアン・チェーンをLRGBで撮影予定でしたが、風と雲のためL画像のみで断念。そのL画像も1時間撮影して2分×7枚しか生き残りませんでした。 マルカリアンの鎖 アノテーション画像 2022/4/1 23:38~0:57鏡筒:Askar FRA400(D72mm f…

M16 へび座 わし星雲(初遠征)

天体写真をはじめて約1年と3か月、初遠征しました。 対象はメシエ天体の中でお気に入りのM16としました。 初遠征ではありましたが、家族の非難を浴びながら日々庭先での鍛錬を積み重ねたおかげで、トラブルなく無事撮影を終えました。 取り急ぎ写りを確認す…

M51 りょうけん座 子持ち銀河

GPV気象予報では21時以降晴れでしたが、実際には23時を過ぎてようやく雲が切れ始めました。 布団の中からタブレットで遠隔導入・ピント合わせ。撮影開始後に就寝しました。 焦点距離400mmのFRA400と正方形1インチサイズセンサー搭載のASI 533MC Proの組み合…

M13 ヘルクレス座 球状星団

ASIAIR Plusが納品されました。「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の届出を済ませ、テストがてらM13を撮影しました。 AISAIRはWi-Fi接続で宅内から望遠鏡を遠隔操作できるのでとても快適です。 フィルター交換やピント合わせも全自動でやってくれま…

M51 りょうけん座 子持ち銀河

結局、ゼロアンプグロー回路搭載のASI 533MC Proを手に入れました。183MMとMCは放出し軍資金に充てました。 回り道しましたが、ごく短時間露光で済む明るい惑星はともかく、数分の長時間露光が必要なDSO(Deep Sky Objects)撮影には当然ですが冷却カメラの方…

M82 おおぐま座 不規則銀河

おおぐま座の不規則銀河です。 銀河中心部から噴き出すガス等は捉えられませんでした。 M82 1,200万光年 2022/3/8 20:32~22:51鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 183MM(Gain=300)、Sky-Watcher コマコレクター(F5…

M63 りょうけん座 ひまわり銀河

BKP130と183MM+IRパスフィルターを使って、ひまわり銀河を撮ってみました。 ダーク補正はなし。アンプグローが出たまんまです。 M63 2,670万光年 2022/3/7 21:12~22:32鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 183MM(G…

M44 かに座 プレセペ星団(LRGB)

かに座のプレセペ星団です。「プレセペ」はウィキペディアによるとラテン語で「飼い葉桶」という意味だそうです。 もう少し赤や青の色を強調したかったのですが、上手く引き出せませんでした。 キラキラした宝石のような感じを出したかったです。 M44 577光…

M3 りょうけん座 球状星団(LRGB)

新月に加えて、昨晩は雲一つない空でした。 M3が昇ってから撮影。先月のものに比べるとより球状星団らしくなったと思います。 ナローバンドフィルターを使った撮影ではあまり気にならなかったのですが、LRGB撮影では周辺減光や光害による背景ムラ等が目に付…

M65,M66,NGC 3628 しし座 三つ子銀河

しし座にあるM65(右下)、M66(左下)、NGC3628(上)の三つの渦巻銀河で構成される銀河群です。 しし座の三つ子銀河 約3,500万光年 2022/2/28 20:57~22:17鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 2600MM Pro(Gain=98 Temperature=…

M101 おおぐま座 回転花火銀河(LRGB)

RGB各々の画像を撮影し、先日撮ったものとLRGB合成しました。 R、G、Bの順に撮影。はじめにRでピントを合わせ、フィルター交換毎に再調整は行いませんでした。そのため、だいぶピントがずれているように思います。 昨晩は薄雲が多く、新月が近いものの空が明…

M101 おおぐま座 回転花火銀河

M101回転花火銀河を撮ってみました。 思っていたより写りました。 これもいずれカラー化してみます。 M101 2,700万光年 2022/2/25 22:40~24:16鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 2600MM Pro(Gain=0 Temperature=-10)フィ…

M1 おうし座 かに星雲(LRGB)

RGB各々の画像を撮影し、一昨日撮ったものとLRGB合成しました。 RGBフィルターはだいぶ前に手に入れてましたが、ようやく試すことができました。 焦点距離400mmのFRA400では、みかけの大きさが小さなM1かに星雲に対して、もの足りないかと思っていましたが、…