13センチ反射望遠鏡でばら星雲を撮影しました。
フラット補正が上手く行かず苦労しました。
LEDトレース台を用いて撮ったフラット画像も、朝方の空を撮ったスカイフラット画像も、条件をいろいろ変えて試してみたものの、いずれも過補正となってしまい上手く行かず。
光源が明るすぎるのが原因ではないかと考え、乳白色のビニール袋を筒先に被せて輪ゴム止めし、夜空を撮ったフラットで補正してみたところ、それなりに補正できたように思います。
4時間超のデータが無駄にならずにすみました。
【追記】
その後、LEDトレース台を使ってフラットを再撮影。
露出時間を短くし、明るさを調整することでよりフラットが合いました。
2023/10/21~22
鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)
架台:iOptron CEM40
カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temperature=-20)
フィルター:SVBONY IR/UVカット(2 in)、サイトロン QuadBPII(2 in)
撮影ソフト:ASIAIR
露出:180秒×95枚(4時間45分)
オートガイド:ASIAIR、ガイド鏡(D32mm FL128mm)、ZWO ASI 462MC、ZWO IR/UVカットフィルター(1.25 in)
画像処理:PixInsightでインテグレーション、PI、SI9で階調補正他、BlurXTerminatorでデコンボリューション、Neat Image v9 Proでノイズ軽減、フラット・ダーク補正、周辺部トリミング
撮影場所:自宅庭