明日撮ろ写真

天体写真撮影奮闘録

M51 りょうけん座 子持ち銀河

GPV気象予報では21時以降晴れでしたが、実際には23時を過ぎてようやく雲が切れ始めました。

布団の中からタブレットで遠隔導入・ピント合わせ。撮影開始後に就寝しました。

焦点距離400mmのFRA400と正方形1インチサイズセンサー搭載のASI 533MC Proの組み合わせ、ダーク・フラット補正なし、ノートリミング画像です。

ゼロアンプグローの533MC Proはスナップ天体写真に最適です!

M51 2,100万光年

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トリミング画像

PixInsightのAnnotationImage機能を使って写真を解析してみました。

PGCから始まる天体がたくさん写っています。

調べたところ「Catalogue of Principal Galaxies」の略で、日本語で言うと「主要銀河カタログ」となります。

我が家の庭先に遠方銀河の光が届いていることに感動です。

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アノテーション画像

2022/3/29 23:09~4:17
鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)
架台:iOptron CEM40
カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temperature=-10)
フィルター:なし
撮影ソフト:ASIAIR
露出:120秒×150枚(300分)
オートガイド:ASIAIR、ガイド鏡(D32mm f128mm)、ZWO ASI 462MC、ZWO IR/UVカットフィルター(1.25 in)
画像処理:PixInsightでインテグレーション、PI、SI9で階調補正他、GIMPで彩度調整、ダーク・フラット補正なし、ノートリミング
撮影場所:自宅庭