ラプトル50を購入後、しばらくは月ばかりみていました。といいますか「月しかみることができなかった」というのが正直なところです。
その理由は、鏡筒付属の「のぞき穴ファインダー」を使った望遠鏡視野内への月以外の天体導入が入門者の私には難しかったからです。対象が天頂付近にある場合、短い三脚も相まって、地面に寝転がる等かなり苦しい体勢を強いられます。また、ラプトル50に微動装置は付いていませんので、直に対象が視野内から逃げて行ってしまいます。
そんなこんなで、段々と望遠鏡を覗くのが億劫になってきた私は、もう少しお気軽に楽しみたいと考え、Webで日夜情報収集を続けた結果、コスパが高く求める機能を満たす、Sky-Watcherの自動導入経緯台AZ-GTiを購入。ラプトル50を搭載し土星や木星、M42オリオン大星雲、M45プレアデス星団(すばる)等の観望を楽しんでいました。
そうしていると、今度は、天体写真にもチャレンジしてみたいという思いが沸々と込み上げ、憑かれたようにWebで日夜情報収集を続けた結果、とうとうSky-Watcherの反射望遠鏡BKP130を手に入れたのでした。
BKP130を手に入れてからは、先達の方々の教えを参考に、ドローチューブ切断・艶消し黒塗装・チューブ内植毛紙貼り、モノタロウでシムリングをセミオーダーし主鏡爪隠しを作製、斜鏡回り艶消し黒塗装、光軸調整ネジをクランピングボルトへ変更する等調整機構のチューニング、スパイダーマスクを加工屋に依頼し作製、筒内植毛紙貼り、その他迷光対策を施しました。
笠井トレーディングで光軸修正用アイピースと光軸修正補助治具ALINE、光軸修正読本、Amazonでレーザーコリメーターを購入。合っているかどうかもよく分かりませんが光軸調整にもチャレンジしてみました。
スカイウォッチャー AZ-GTi 経緯台 三脚付(在庫切れ表示の場合はお問い合わせ下さい) 価格:49,500円 |