明日撮ろ写真

天体写真撮影奮闘録

2021-01-01から1年間の記事一覧

IC5067 はくちょう座 ペリカン星雲

2時間程晴れ間の予報でしたのでペリカン星雲を撮影してみました。 ステラショットLiteのおかげでCEM40のアライメントがワンスターアライメントで済むようになり、撮影のための導入もとてもスピードアップしました。 HαとO3は各々倍くらいは露出をかけたかっ…

木星と土星

相変わらず曇り空が続いています。 雲の切れ間を狙って木星と土星を撮影してみました。 VixenのエクステンダーRを使って焦点距離を2倍にしたものの惑星はとても小さいです。 木星 約8億8600万km 土星 約16億1900万km 2021/7/30 23:00鏡筒:Sky-Watcher BKP13…

ステラショットLite

導入精度を上げたいと考えていたところ、ステラショット2の機能制限廉価版のステラショットLiteが発売されたので、早速試してみました。 結論から言うと買ってよかったです。目標天体が簡単に導入でき、かなりの時間短縮になりました。 CEM40の極軸を合わせ…

NGC6992 はくちょう座 網状星雲

梅雨も明け、昨晩は待ちに待った晴れ間でした。撮影したいと思っていた、はくちょう座の網状星雲を撮ってみました。 CEM40の極軸を合わせた後、セットゼロポジション。アライメントデータを消去しツースターアライメント。自動導入するも失敗。再度ゼロポジ…

M16 AOO合成

先日撮影したM16をAOO合成(Hα=赤、O3=緑、O3=青)してみました。 ハッブルパレット(SAO合成)とは異なりこちらの方はカラーカメラで一発撮りしたときの色に近いです。 梅雨時期なので仕方がないですが、毎晩曇り空でなかなか撮影できません。 M16 7,000光年

M16 へび座 わし星雲(4)

久しぶりにまとまって晴れたので、再度M16の撮影にチャレンジしました。 S2、Hα、O3を各1時間撮りました。S2とO3はもう少し露出時間をかけた方がよさそうです。 各々コンポジットし、ダーク補正後にハッブルパレット(S2=赤、Hα=緑、O3=青)で合成してみました…

月面X

GPV気象予報で2時間ほど晴れ間がでそうだったので、帰宅後急いで機材を設置。月面Xを撮影してみました。 月 384,400km 月面X 2021/6/17 20:46鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm f650mm)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 183MM(Gain=16 Temperature=31)、Sk…

PHD2テスト

前回はじめてのガイド時は、カメラと赤道儀をST4ケーブルで接続し、PHD2の「機器と接続」ウインドウでマウントを「ASI ST4 Telescope Driver(ASCOM)」としガイドしていました。しかし、PCと赤道儀がUSBケーブルで接続されていれば、ST4ケーブルは不要のよう…

フィルター取付位置

当初フィルタ―取付位置はコマコレクターの望遠鏡側で問題ないかと思いましたが、フィルター交換の際に接眼部からカメラ一式を一旦取り外さなければならず、その都度、写野角や光軸、スケアリングに少なからずズレが生じるのではないかと考えました。 そうい…

コマ収差?

カメラのセンサーサイズがASI 462MCの1/2.8インチからASI 183MMの1インチにサイズアップしたため、本来は真円であって欲しい星像に、写真周辺部でコマ収差がみられるようになりました。 コマ収差? BKP130と同時購入したものの殆ど使っていなかったSky-Watch…

ZWO ASI 183MM(非冷却モデル)/M16 へび座 わし星雲

ハッブルパレットに挑戦したくて結局モノクロCMOSカメラを手に入れてしまいました。購入したのはZWO社のASI 183MM(非冷却モデル)。センサーサイズは1インチです。 冷却モデルと非冷却モデルのどちらにしようかかなり悩みましたが、ダークノイズ対策は、ダー…

M3 りょうけん座 球状星団(3)

GPV気象予報で3時間ほど晴れ間がありそうだったので撮影してみました。 Gainの設定値が大きすぎたのか、対象の中心部が飽和してしまい、イメージどおりにいきませんでした。 M3はM13に比べ撮影するのが難しいように感じます。 M3 33,900光年 2021/6/2 22:10…

M13 ヘルクレス座 球状星団(3)

約2週間ぶりに晴れました。 露出時間を60分にすると球状星団の密度=星の数が増しました。 前回撮影のものより、より「球状」に撮れたように思います。 反面、ノイズも増えたような気がします。 M13 約25,100光年 2021/5/30 21:30~22:30鏡筒:Sky-Watcher BK…

皆既月食

帰宅後、急いで赤道儀を設置し撮影の準備をしたものの、段取り不足だったため、思っていたよりも月の高度が低く、庭のメッシュフェンスを通しての撮影となってしまいました。三脚の脚を伸ばしてフェンスをかわそうかとも思ったのですが、アライメントをやり…

M3 りょうけん座 球状星団(2)

星色の調整が難しいです。イメージどおりになかなかいきません。 M3 33,900光年 2021/5/11 0:20~0:50鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=209 Temperature=15)、IR/UVカットフィルター露出:60秒×29枚(29分)画像処理:…

M5 へび座 球状星団(2)

AZ-GTiで5秒露出で撮影していたときに比べ露出時間が増えた分、光害等の影響が大きくなったように感じます。 コンポジット後階調補正他前 M5 24,500光年 2021/5/14 21:20~22:21鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=226 …

M27 こぎつね座 亜鈴状星雲(2)

再度撮影してみました。 露出が1時間程度になると背景のノイズがだいぶ気にならなくなるように思います。 M27 約1,235光年 2021/5/15 0 :35~1:35鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=250 Temperature=18.6)、IR/UVカッ…

CEM40赤道儀ノータッチガイド/M12 へびつかい座 球状星団

極軸をiPolarで調整し、Set Zero Positionを実行。アークトゥルス でワンスターアライメントし導入を試みたところ、今回は一発導入できました。 CEM40赤道儀はAZ-GTi経緯台に比べ、露出時間を多少長く取っても星は楕円に流れません。対象天体の位置にもよる…

M14 へびつかい座 球状星団

露出18秒だと星はあまり流れないようです。焦点距離にもよると思いますが、ノータッチガイドで露出60秒は無理があるものなのでしょうか。いろいろ研究してみます。 M14 30,300光年 2021/5/12 1:00~1:30鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:iOptron CEM40カメラ:…

電子極軸望遠鏡iPolar/M51 りょうけん座 子持ち銀河

早速iOptron CEM40を使用して撮影してみました。 電子極軸望遠鏡iPolarで極軸調整し、Set Zero Positionを実行。その後、ツースターアライメントし、M51の導入を試みましたが上手く導入できませんでした。何度か同じ手順を試してみましたがやはり上手く行か…

はじめての赤道儀/iOptron CEM40

はじめての赤道儀はiOptron CEM40にしました。 決め手は「軽さ」と「搭載重量」です。 しかし、約4kgのSky-Watcher AZ-GTiしか使ったことがない私にとって、本体+三脚で約13kgあるCEM40は想像以上に重かったです。 正直第一印象は「もてあましそう」です。…

M13 ヘルクレス座 球状星団(2)

前回、月明かりの中で撮影した写真は星の色の違いが判別できませんでしたが、今回、月がないところで撮ったものはなんとなく星の色が判るような気がします。 M13 約25,100光年 2021/5/7 22:30~23:03鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:Sky-Watcher AZ-GTiカメラ…

M57 こと座 環状星雲(2)

前回SharpCapのファイル出力設定を誤りpng画像での撮影となってしまったので撮り直してみました。 M57 2,300光年 2021/5/7 23:05~23:38鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:Sky-Watcher AZ-GTiカメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=350 Temperature=21.5)、IR/UVカットフ…

M16 へび座 わし星雲(2)

風もなく快晴でした。 M16の「創造の柱」を前回より露出時間を倍にして撮影してみました。 M16 7,000光年 2021/5/4 0:30~1:40鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:Sky-Watcher AZ-GTiカメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=360 Temperature=19.1)、IR/UVカットフィルター露…

M27 こぎつね座 亜鈴状星雲

前回撮影時はgainの設定が低かったためか上手く撮れませんでしたが、今回は写っていました。 M27 約1,235光年 2021/5/7 23:50~0:23鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:Sky-Watcher AZ-GTiカメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=390 Temperature=20)、IR/UVカットフィルタ…

M92 ヘルクレス座 球状星団

つぶつぶ感に加えてキラキラ感や星の色も何とかしたいものです。 「ああしたい」「こうしたい」等という願望が、撮れば撮るほど募ります。 やがて新兵器調達へと具現化し家計を圧迫することでしょう。 M92 26,700光年 2021/5/4 22:50~23:25鏡筒:Sky-Watche…

M5 へび座 球状星団

球状星団は解像感を高めてもう少し細かいつぶつぶを表現してみたいです。 M5 24,500光年 2021/5/4 21:22~21:52鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:Sky-Watcher AZ-GTiカメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=340 Temperature=18.2)、IR/UVカットフィルター露出:5秒×304枚(…

M16 へび座 わし星雲

風がありましたが快晴でした。 以前から撮ってみたかったM16の「創造の柱」を撮影してみました。 画面中央から少しずれてしまいましたが手持ちの機材で写すことができてとても満足です。いずれはハッブルパレットでの撮影に挑戦してみたいです。 M16 7,000光…

M53 かみのけ座 球状星団

GPV気象予報で1時間ほど晴れ間がありそうだったので撮影しました。 しかし、風が出ていたため、360枚中155枚しか使えませんでした。 M53 58,000光年 2021/5/2 19:40~19:47鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:Sky-Watcher AZ-GTiカメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=400 …

M57 こと座 環状星雲

SharpCapのファイル出力設定をまた誤りpng画像での撮影となってしまいました。 雲が出てきたため、360枚中94枚しか使えませんでした。 M57 2,300光年 2021/5/1 0:15~0:23鏡筒:Sky-Watcher BKP130架台:Sky-Watcher AZ-GTiカメラ:ZWO ASI 462MC(Gain=350 T…