明日撮ろ写真

天体写真撮影奮闘録

Askar FRA400鏡筒と周辺機材について

昨年10月に衝動買いしたAskar FRA400鏡筒。とても気に入っています。

購入から約3か月。随分と進化しました。

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Askar FRA400他

気に入っているところは、なんといっても周辺減光が感じられないところです。

現状、APS-Cサイズセンサ-搭載のZWO ASI 2600MM Proを取付けて使っていますが、周辺減光は素人目には感じられません。

フラット補正なしでもそれなりの写真に仕上がりますので、お気軽度UPにだいぶ貢献しています。また、小さくて軽いというところも稼働率UPにつながっています。

ASI 2600MM Proの購入もかなりお気軽度がUPしました。ゼロ・アンプグロー回路搭載ということでアンプグローが出ません。ですので、個人的にはダーク補正は必須ではないと思います。

以前使っていたASI 183MM等は画像の広い範囲にアンプグローが出てしまうため、ダークは必須でした。

フィルターホイールや電動フォーカサーの導入により、フィルター交換やピント調整にとられていた時間を大幅に短縮できました。

コストはかかりましたが、お気軽度に比例して稼働率も上がり、おかげで撮影に臨むモチベーションも今のところ維持できているように思います。

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Askar FRA400他

運用面は、カメラと赤道儀の制御はステラショットLite、オートガイドはPHD2、フィルターホイールとフォーカサーはASI Studioで行っています。

ステラショットの導入補正機能は赤道儀のアライメント作業が不要となりますので大変重宝しています。これもかなり時短に貢献しています。

ステラショットは使い易くとても気に入っているのですが、手持ちのiOptron製赤道儀では現状無線化できない模様で大変残念です。

いずれASI AIRで無線化し、ハードの制御も一つのソフトに統合できれば、更なるお気楽になるのではないかと考えています。