衝動買いしたAskar FRA400のファーストライトです。
空が結構明るいと感じたので、QBPⅡフィルターを使って撮影してみました。
総露出時間160分の割には、思ったほど淡い部分(渦状腕)のディテールを捉えられませんでした。常に薄雲がかかっていたことやM33とQBPⅡの相性等もあるのかもしれません。
モノクロ画像ではあまり気にならなかった(気がつかなかった)ノイズですが、カラー画像では筋状のノイズがかなり目立つようになりました。
対象の淡い部分を強調処理しようとすると写真全体に筋状ノイズが現れてしまいます。
少なくともカラーカメラはノイズの少ない冷却CMOSカメラの方がよいのかもしれません。。。
現在183MMはメーカ修理対応中で手許にありません。戻ってきたらLRGB合成にチャレンジしてみようと思います。
2021/10/10 20:16~22:57
鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)
架台:iOptron CEM40
カメラ:ZWO ASI 183MC(Gain=320 Temperature=22.2)
フィルター:サイトロン QuadBPフィルターII(2 in)
露出:120秒×80枚(160分)
オートガイド:PHD2、ガイド鏡(D32mm f128mm)、ZWO ASI 462MC、ノーブランドRフィルター(1.25 in)
画像処理:ステライメージ9でダーク補正後、コンポジット、階調補正他
撮影場所:自宅庭