CEM40には電子極軸望遠鏡“iPoloar”が標準で内蔵されています。
通常の極軸望遠鏡を使ったことがないのでそれとの比較はできませんが、感想としてはとても簡単に極軸を合わせることができるように思います。
初期設定も付属のマニュアルに従えば特別難しいことはありませんでした。
ただ1点、初めてiPoloarとPCを接続した際にキャリブレーションが必要となりますが、PC画面上で特に指示は出ず、また、自動ではキャリブレーションが開始されません。
キャリブレーションを行うにはコントローラのRAボタンを押して、赤経軸をマニュアル記載の位置まで回転させる必要があります。
マニュアルをよく読んでいなかったのでキャリブレーションが開始できず少々戸惑いました。
極軸合わせについては、はじめてでも直感的に合わせることができました。
ただ、しっかり極軸を合わせても、天体を導入し、ゼロポジションから赤道儀を動かすとセンターが若干ズレるようです。
三脚か赤道儀かは特定できていませんが、どこかがたわんでいるようです。ちなみに三脚は伸ばさず使用しています。
たわみを改善しようと重さ6kgのコンクリートブロックを赤道儀基部からワイヤーで吊るして荷重をかけてみたもののあまり効果はないようです。
はじめての赤道儀なので、他の赤道儀でも起こることなのかは判りません。
つづく