先日撮影したM1かに星雲を画像処理してみました。
ダーク補正をするとノイズが大幅に増え、結果としてディテールが甘くなってしまい、思い通りの仕上がりになりませんでした。
ですので、ダーク補正はせず、アンプノイズはトリミングしています。
やはり冷却カメラを用いて、撮影時と同じセンサー温度でダークフレームの撮影が必要なのだと思います。
2021/11/4 20:43~22:45
鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)
架台:iOptron CEM40
カメラ:ZWO ASI 183MC(Gain=300 Temperature=14.5)
フィルター:サイトロン QuadBPフィルターII(2 in)
露出:120秒×62枚(124分)
オートガイド:PHD2、ガイド鏡(D32mm f128mm)、ZWO ASI 462MC、ノーブランドRフィルター(1.25 in)
画像処理:ステライメージ9でホット/クールピクセル除去後にコンポジット、階調補正他、Neat Image v8でノイズ軽減、GIMPで彩度調整、トリミング
撮影場所:自宅庭