昨晩は終始雲ひとつない快晴でした。
天体写真を始めた昨冬は、馬の頭のディテールを思うように捉えられませんでしたが、ようやくイメージどおりに撮影できました。
天体写真のクオリティは、望遠鏡よりカメラの性能によるところが大きいように思います。いずれモノクロカメラを併用し、より詳細な写真にチャレンジしたいと思います。
相変わらず、筋状ノイズが出ていましたので、試しにNeat Image v8というノイズ除去ソフトで処理してみました。
結果は良好で、筋状ノイズはだいぶ目立たなくなり、より強調処理をかけることができました。
一つ残念だったのは、フィルターにゴミが付着していたようで、馬の後頭部あたりに円形の大きなシミのようなものが写りこんでしまったことです。
きれいな写真に仕上げるには、こういったものを取り除けるフラット画像の撮影も必要なようです。
2021/10/29 22:24～1:35
鏡筒：Askar FRA400(D72mm f400mm)
架台：iOptron CEM40
カメラ：ZWO ASI 183MC(Gain=300 Temperature=10.8)
フィルター：サイトロン QuadBPフィルターII(2 in)
露出：120秒×60枚(120分)
オートガイド：PHD2、ガイド鏡(D32mm f128mm)、ZWO ASI 462MC、ノーブランドRフィルター(1.25 in)
画像処理：ステライメージ9でダーク補正後、コンポジット、階調補正他、トリミング、Neat Image v8でノイズ軽減
撮影場所：自宅庭
