明日撮ろ写真

天体写真撮影奮闘録

ZWO ASI2600MM PRO/IC1805 カシオペア座 ハート星雲

昨年11月にラプトル50を買って天体観望を始めて約1年。ついに冷却CMOSカメラに手を出してしまいました。

購入したのは、ZWO社のASI2600MM PRO。ゼロ・アンプグロー回路、APS-Cセンサー搭載のモノクロカメラです。これならダーク補正の必要がなく、だいぶ手間が省けるのではないかと考えた次第です。

今晩は雲一つない快晴でした。-15度Gain98で420秒を21枚撮影。下のハート星雲はダーク補正なしの画像です。ちょっとピンボケしました。

FRA400ですと周辺減光もなく、素人目にはフラット補正も必要なさそうです。そのうちBKP130でも試してみたいと思います。

当然ですが、手持ちの183MMと比べるとだいぶノイズが少ないように思います。

いつも撮影に使っているステラショットLiteではASI2600MM PROを認識・接続できませんでした。試しに、ステラショット2体験版をDLして使ってみたところ、問題なく接続できました。

※2021/12/2追記 ユーザサポートから、現バージョンのステラショットLiteではASI2600MM Proに非対応であり、今後のアップデータで対応予定の旨、連絡いただきました。

ステラショットの導入補正機能を使うと、赤道儀のアライメントは必要なく、とっても楽に撮影が開始できます。

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ハート星雲 約7,500光年

気が付けばCMOSカメラが4台に。。。

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ZWO CMOSカメラ

2021/11/28 19:14~21:35
鏡筒:Askar FRA400(D72mm f400mm)
架台:iOptron CEM40
カメラ:ZWO ASI 2600MM PRO(Gain=98 Temperature=-15)
フィルター:SVBONY Hα 7nm(2 in)
露出:Hα 420秒×21枚(147分)
オートガイド:PHD2、ガイド鏡(D32mm f128mm)、ZWO ASI 462MC、ノーブランドRフィルター(1.25 in)
画像処理:ステライメージ9でホット/クールピクセル除去後にコンポジット、階調補正他、Neat Image v8でノイズ軽減、トリミング、ダーク・フラット補正なし
撮影場所:自宅庭